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2020.03.12
震災を想う
おはようございます
婚活パートナーRevie店の峯崎奈美です
昨日は3月11日。
あの日から9年が経ちました。
もう……、という気持ちと、まだ……、という気持ちと相まってます。
帳簿付けしながら、14時46分。黙祷しました。
9年前のあの時間。
勤めていた老健の栄養課の事務室で立って居られない揺れの中。
揺れがおさまってから、夕食の提供のこと、翌日からの献立の変更、各病棟との擦り合わせ。
エレベーター使えないから、階段で食事運んだなぁ。
水の確保、食器洗浄の手伝い、しながら、盛岡までの30㎞。帰るか、施設に泊まるか悩んで、22時頃真っ暗な中実家に帰って、部屋の落ちてる荷物片付けて、服のまま寝たなぁ。
三日間の停電。
沿岸の被害。
福島第一原発事故。
本当、この世の終わりかと思ったな。
こんなことがあっていいのか、って、泣けて泣けて。
前の年の秋。癌になり、お腹を15センチも切って。
手術から5ヶ月。よく体動けたなぁ。
なぁんて、思い出しましたね。
防寒着やブーツ。
鍋や、下着。
岩手県の沿岸に持って行っていくボランティアの方にお願いして。
そのうち、マッサージでボランティアに入って。
みんな大変だけど、顔なんか上げれないけど、前なんか向けないけど、どうにかこうにか生きてきた9年間。
人の温かさ、思いやりがあったから、ここまで東北は頑張って来れたのかな。東北の人達だったから。
東北の人柄だから。
やれることをやろう。
頼りになると思っていたところが頼りにならないことはもう9年も経ってわかったんだから。
東京オリンピックはそのはずだったのに、何かすり替えられてしまった。
やれることをやろう。